留学が一番?TOEICスコアが留学すると上がる理由はコレ!

留学が一番?TOEICスコアが留学すると上がる理由はコレ!

留学するとTOEICの点数が上がるとよく言われます。果たしてそれは本当なのでしょうか?今回は留学するとどうしてTOEICのスコアが伸ばせるのか、検証していきたいと思います。

留学するとTOEICスコアがあがる?

留学

TOEICという言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?英語力を図るテストのことで、最近ではたくさんの企業や大学の入試に、TOEICの点数が採用されています。TOEIC試験で、何点とることができるかが、「英語ができる・できない」の判断基準となってきています。

このTOEICで高得点をとったことがある人は、入試や就活、転職の際に非常に優遇されるので、TOEIC高得点取得を目指す方が増えてきています。TOEICで高い点をとれるように、TOEIC用の対策教材や、高得点取得のコツを紹介する、まとめサイトもあるほどです。TOEICの点数は、非常に重視されているのです。

実はこのTOEICですが、「留学するとTOEICスコアが伸びる」という話もあるのです。日本で教材をたくさん使って、毎日数時間、英語を勉強するのは、正直大変ですよね。もし、留学すれば、同時にTOEICの点数も上げることができるのであれば、そちらのほうが楽しいと思いませんか?

海外に行って、有名な観光地に行ったり、現地の美味しいものを食べたり、新しい友人を作ったり、異国の空気にふれて、海外生活を楽しんでいるうちに、英語力もアップさせ、帰国後TOEICで高得点もとれるとなると、最高だと思いませんか?

この「留学するとTOEICの点数が上がる」説ですが、果たして本当なのでしょうか?本当に留学するとTOEICのスコアが伸ばせるのか、ここから検証していきたいと思います。

TOEICとは

TOEICの構成

そもそもTOEIC試験は、どんな構成になっているのでしょうか?TOEICとは、英語を母語としない人を対象とした、「英語コミュンケーション能力」を評価するテストです。これは世界約150カ国で実施されており、世界的にも有名な試験です。

ある点数以上をとれば合格・以下なら不合格、という試験ではなく、合計何点とれたかで、どれくらい英語力があるかを評価されます。試験の構成は、リスニンク45分・リーディング75分です。点数は、10~990点の5点刻みで出されます。

TOEICスコアの目安

国際ビジネスコミュニケーション協会が行なったアンケートによると、日本人のTOEIC平均スコアは512点だそうです。同協会の「TOEICテストとコミュニケーション能力レベルの相関表」によると、512点とることができる人の英語レベルは「基本的な文法・構成は身についており、表現力の不足はあるが、自分の意志を伝えられる語彙を備えている。」となっています。

これまでの学校教育で習ってきた英語力で、500点はとることができるかもしれません。学生時代、不真面目だったという方は、300点、400点台になるでしょうか。留学前はTOEICの点数は350点くらいだったという方もいました。

希望する大学や企業によって、求められるTOEICの点数はさまざまですが、多くの大学や企業では最低でも500点以上を求めているところがほとんどです。英語をメインで使う企業や大学に入ることを希望しているのであれば、「どんな状況でも適切なコミュニケーションをとる素地を備えている」とされる、730点が一つの目標ラインです。

英語教師、もしくは最近増えてきている、英語を公用語として使う企業だと、800点以上が求められます。「TOEIC高得点所得者」と言うためには、やはり平均的な500点台から、さらに300点ほどアップさせる必要があります。

留学するとTOEICスコアはアップするか

留学は効果的

定期的にTOEIC試験を受けに来ている学生のうち、留学経験のある学生に話を聞いてみたところ、「留学前よりTOEICの点数が上がった」という声を聞きました。留学前は400点前後だったのが、留学後には800点になったという方もいました。

TOEICは「英語でどのくらいコミュニケーションがはかれるか」を数値化しているものです。留学してるときには、このコミュニケーション能力が培われるので、帰国後はTOEICテストが簡単に感じるそうです。

留学のメリット

日本でも英語を学ぶことはできるのに、どうして海外留学が効果的なのでしょうか?最大のメリットは、英語にふれる時間が圧倒的に長い、ということです。目に入るのはすべて英語ですし、耳に入ってくる音、通りすがりに耳にする会話もすべて英語です。

現地の人と会話するときには、すぐに相手の話を理解し、的確な返答する必要があります。自然な受け答えをするためには、慣れとスピードも求められます。現地でたくさん会話をしていくうちに、全てをはっきり聞き取れないとしても、概要を把握し、必要な情報を得ることができるようになります。

また、聞き間違いしやすい、似たような単語があったとしても、その時の状況によって、明らかに違うと判断し、別の単語かもしれないと考え直すことができます。海外で生活していると、自然とこのような状況把握力、理解力、瞬発力を鍛えることができます。

TOEIC攻略に直結する

これらの能力は、TOEICのリスニング試験・リーディング試験のときにとても役に立ちます。リスニング問題の際には、音声と質問を聞いて、ふさわしい回答を選びますが、英語を聞くことには慣れていますし、状況を把握し、的確な受け答えをする習慣が身に付いているので、明らかに不自然な回答がすぐに分かります。どう答えるべきか、すぐに見分けられます。

リーディングも同じです。長文読解のパートがありますが、内容が長いということに焦らず、必要な情報だけしっかり把握し、不要な部分は読み飛ばすことができます。この、全体を把握し、必要な情報だけを選び取る能力も、TOEICでは必須となりますが、海外経験を活かして、難なくクリアすることができます。

海外留学で培った能力は、TOEICで活かすことができます。留学はTOEIC攻略に非常に即効性があり、効果的なのです。日本でTOEIC対策用の教材を使って、高得点を目指すこともできますが、海外留学は「楽しく」「知らないうちに」TOEICで問われる英語コミュニケーション力をアップさせることができるので、本当におすすめです。

ここから、もう少し具体的に、留学で伸ばせる4つの分野について取り上げ、TOEICスコアアップとの関連性についても考えてみたいと思います。

留学すると伸ばせること

リスニング

留学すると、ネイティブの英語にふれることができるので、リスニング力を向上させることができます。留学期間が短いとしても、この「ネイティブの英語に慣れる」ことは、TOEIC対策にとても有効です。実際に留学経験のあるTOEIC受験者は、リスニング力が上がってたので、TOEICでも役に立ったと言っていました。

留学経験者の声として多かったのは、英語の速度、ネイティブらしい発音に慣れたということです。「普段の英会話に慣れていたので、TOEICの音声がゆっくりに感じた。」「英語を日本語に変換せず、英語のまま理解できるようになっていた。」「英語特有の単語の重なりが、聞き取れるようになった。」という声を多数聞きました。

海外生活でネイティブの英語に慣れていると、TOEICのリスニングパートは簡単に感じそうですね。

リーディング

リーディング力はTOEICでも問われますし、そのほかにも、英語でコミュニケーションをとる場面では必要となる、大事なスキルです。このリーディングスキルですが、リスニング力に続いて、語学留学の効果が出やすい分野の一つです。

留学する際、学校に通うことになると思いますが、多くの学校でディベートのような授業があります。新聞や小説などの、文章を読んだあとに、クラスで内容について話し合います。クラス全体で、授業として長文読解を行うので、程よい緊張感と集中力を保つことができます。

また、ある程度の長い文章を読むことに慣れておく必要があります。TOEICのリーディングパートでは長文読解があるからです。独学だと、長文を読む練習をするのは大変です。途中で飽きてしまうこともあります。

何より、内容について質問されたり、受け答えをしたり、意見を言ったりする機会がありませんね。クラスで授業を受けると、自分の感想を言ったり、ほかの生徒の意見を聞く機会も生まれますので、意欲的に長文に取り組むことができます。

また、生徒によっては、話好きな人もいますから、読んだ感想を長々と話す人もいるかもしれません。そのようなディベートを何度もしているうちに、話を理解し、何を言おうとしているのか、要点をつかむ能力をが培われていきます。長い内容でも、理解できるようになっていると、TOEICのリーディングパートも楽に解いていくことができます。

留学していろいろな人と意見を通わせているうちに、TOEICで必要な長文読解の力もつけることができます。TOEIC試験の際に「理解するスピードが上がる」「長文を要約する力がつく」「TOEICの長文も、ポイントを押さえながら斜め読みできるようになった」というメリットがあります。留学して皆で勉強するなら、独自で勉強するより、自然と理解力を上げることができるかもしれません。

スピーキング

海外留学すると、必ず英語を話さなければいけないので、スピーキング力が確実にアップします。嬉しいことですが、スピーキングができると、リスニング力も向上させることができます。

言語は、「話せない言葉は聞き取れない」「話せる言葉は聞き取れる」といわれています。英語を話せることと、聞きとることは深い関連があるのです。海外留学をして、自分で話せることが増えていけば、TOEICのリスニングでも、聞き取れる単語、文章が確実に増えます。

留学してスピーキングを鍛えることも、TOEIC対策として有効だといえます。

ライティング

ライティングに関しては、正直独学でも留学でも、大きな差はないと思います。留学中は、英語を文章で書くよりは、話すことのほうが圧倒的に多いですし、書く練習は日本の自宅でもできるからです。ですが、留学して学校に通っていると、ほぼ確実にライティングの時間もあります。

ライティングスキルは、TOEIC試験でも役立つので、少しだけメリットを取り上げたいと思います。TOEIC試験では、ライティングは試験項目にありませんが、留学経験のある受験者の意見では「ライティングをすることで、長文に対して苦手意識がなくなった」「TOEICでよくある品詞の使い分け問題が楽に解けるようになった」という声があります。

まず、自分で正しい英語の文章を書けるようになっていると、TOEICの穴埋めのときに、ふさわしい単語を選ぶことができます。きれいな文章に慣れていると、品詞の使い分けや長文読解のパートも、スピーディーに解答していくことができます。

留学中に学ぶライティングスキルも、TOEIC試験の際に間接的に有効だといえます。

ここまで、留学することのメリット及びTOEICへの作用について取り上げてきました。ここから、どれぐらいの期間、留学するのが良いのかについて、取り上げたいと思います。留学をお考えの方は、どうぞ参考にしてみてください。

留学期間

留学する

留学にはいろいろなスタイルがあります。1年以上の長期から、数週間の短期まで、さまざまです。仕事を持っている社会人の方なら、留学できる期間は限られるかもしれませんし、学生であれば、春休み、夏休みを利用して滞在できるかもしれません。思い切って休学・休職して、数年間の留学をお考えかもしれません。

留学をお考えの方が共通して気になるのは、「どのくらい留学すれば、英語力が上がるのか」ということではないでしょうか。なかなか見当がつきにくい点だと思いますので、ここで一般的な例をご紹介したいと思います。

2週間~3カ月

最近では留学プランも豊富にあり、最短で1週間から留学することもできます。「2週間~3カ月ではあまり意味がないのでは?」と心配になるかもしれませんが、想像以上に留学効果があります。

留学開始時のスタートラインによって異なりますが、2週間~3ヶ月で、英語脳が作られはじめます。簡単な日常会話ができるようになり、英語でのコミュニケーションの楽しさを実感し始める時期です。

長期の留学はできないという方も、数週間でもこのような変化を実感できるので、短期間の留学も検討してみる価値がありそうです。

3カ月~半年

現地での半年間は本当にあっというまです。3カ月~6カ月の頃は、英語脳が作られ始め、英語環境にも慣れてくる頃ですので、スピーキングよりリスニングの向上が目立ちます。ネイティブの話すスピードに慣れてくるので、「言っていることが分かるようになった」と実感でき、会話の幅も広がっていきます。

リスニング力が上がったこのくらいの時期に、自分で英語を学ぶと効率が良いので、1日3時間程度の英語学習をしていると、3ヶ月でおよそTOEICスコア100点アップが期待できます。

6カ月~1年

6ヶ月も滞在してれば、海外生活にもかなり慣れてきます。生活自体に慣れると、さらに英語の上達のほうに力を入れることができるようになります。とくに、8カ月、9カ月目頃には、英語で話すことに自信がついてくるので、積極的に会話しようとする姿勢もうませれ、英語力がぐんぐんアップしていきます。ボキャブラリーも増え、ネイティブとの会話をスムーズに楽しめるころです。

TOEICの点数だと、200点~400点上がっていることになります。

1年以上

1年以上になると、いろいろな場面で英語で対応ができるようになります。病院で病状を伝えたり、車の故障を説明したり、具体的な話もできます。このころは英語で聞いて、英語で考えることができるようになっているので、留学前の日本語脳とは完全に変わっています。反対に、日本語が下手になっている可能性大ですので、ご注意さい。

ここまで、留学してできるようになることを、期間別にご紹介してきました。もちろん、個人差はあると思いますが、留学すれば短期間で効率よく英語力を伸ばすことができます。ぜひ、前向きに検討してみてください。

留学はTOEICスコアアップに効果的

留学はTOEICスコアアップに効果的だといえます。「TOEIC高得点を取得している」というためには、800点以上のスコアが必要です。日本にいると、基本的な英語力があるとされる500点から300点もアップさせるのは、相当な努力がいることです。

ですが、海外に留学してしまえば、かなりの英語力アップを期待できます。海外で培った英語力は、TOEIC高得点に直結させることができます。実際に海外で経験したことを、そのままテストで実践すれば、高得点をとることができるのです。ぜひ、海外留学をして、楽しく確実に英語力をアップさせてみては、いかかでしょうか?

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